2020.04.02

着ぐるみのこと

日常ブログ

こんにちは。

 

朝から今まですることなくぼぅっとただ座っているだけ。

ちょろちょろとデスクワークらしきことはやってみましたが、まあ形だけ。

そんなイベント屋の出来損ないよりお伝えいたします。

 

 

今日は着ぐるみを造る際に、少し手間を加えて運用しやすくする方法について。

 

着ぐるみで汚れやすい部分。

まずは地面とふれる靴。

当然汚れやすいですよね。

荒天時の屋外で使用なんてしようもんなら、それこそドロドロになっちゃいますよね。

また地面に擦れるので靴底の減りもでてきます。

汚れについてはふき取りがしやすい素材を使用し、汚れがひどくふき取りでは間に合わないときは丸洗いできる仕様で製作しています。

スニーカーを洗うのと同じ。

しかし大きさが違うのでちょっと大変ですが、洗剤を使ってきれいに丸洗いができます。

靴底は貼替ができるようになっているので、長期間ご使用頂けるようにしています。

 

次に色んな所を触る手。

身体部とは独立させ少し丈の長い手袋にすることが多いです。

着ぐるみは視界が悪いので動くときに壁や手すりを掴んで動くことが多いですよね。

案外壁や手すりなんかは汚れていることが多くて、すぐに黒く汚れてしまします。

また握手することも多いと思います。

人の手も思ってる以上に脂汚れがつきます。

触れるということは擦れて生地がはがれてきます。

身体と一緒にしてると、手の部分を付け替えるのに手間がかかり、その分コストもかかりますが、手袋であれば交換することで済むので手間が少なくて済みます。

また手袋の予備を造っておくだけで長持ちもしますし、交代で使用することができます。

 

あとは頭部内の着用者が触れるパットやヘルメット部分と、身体部のボテ。

全て洗うことができるように取り外しもでき、洗うのも洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことができるように造ってます。

またこれらも予備を造っておくことで、交代で使用するようにすれば長持ちしますし、着用者も気持ちよく着用できます。

 

とりあえずはフォーカスで造るきぐるみは、頭部や身体部を含め全てクリーニングできるように製作しています。

そのためには素材を厳選し、色落ちしない、型崩れしにくく水に強いものを使用しています。

新しく使用する素材については、水で濡らして色落ちしないこと、熱を加えて形状変化がしにくいこと、等々を一つ一つ確認したうえで使用しています。

 

クライアントさんのご希望の形状で製作するだけでなく、着用時や保管時、輸送時の運用面でのことをしっかりと40年近い経験の上で培ってきた技術、知識によって提案し製作する。

ここが私が考えるフォーカスの一番のウリであります。

ただ造るだけであれば色んな製作会社があります。

しかしその後の運用面までしっかりと考えて製作する。

そんな会社ってあんまりないと思っています。

 

アフターフォローも製作のうち。

造った後のことを想像する。

これを忘れずにこれからも邁進してまいる所存であります。

 

 

今日はもうこれで終わり。

ほんとはもっと早めに上げる予定だったのに、なにやらこちょこちょと仕事してたら忘れてて、帰る間際になっちゃいました。

定時ピッタリで帰ってやるつもりなので、見直しも書き直しもなし。

意味不明なところや、誤字脱字については、セルフで置き換えてくださいませ。

 

ではまたそのうち~