イベント用着ぐるみ・エアー着ぐるみの
レンタルと制作のフォーカス

こんにちは着ぐるみ製作です。

今回は着ぐるみの視界についてお話ししたいと思います。

まず視界とはということなんですが、着ぐるみ本体に穴をあけ

着用者が周囲を確認するための小窓のようなものです。

主にキャラクターの口や目が視界に採用されることが多く、弊社ではスモークのアクリルやメッシュ素材を使用します。

大きく穴をあければ見える範囲も広くなり運営もとってもらくちんなのですが

視界をおおきくとるのにはいくつかのデメリットがあります。

まず、外側から内側が見えやすくなるということ。

光の加減によっては外側から内側が見えてしまうことがあり、

こどもがのぞき込んできて「あー！中に人がおるー！」ってことになります…。

対策としてはメッシュを複数枚重ねて見えにくくしたりしますが

それでも１００％見えないわけではないので視界の面積は大きすぎず小さすぎずがいいと思います。

素材面に関して言うと視界部分はメッシュ生地であったりアクリルであったりするのですが

総じて壊れやすい部分で、弊社で請ける修理も視界の破損が多かったりします。

アクリルの目は曲面にしてきちんと塗装すればとても美しいんですが衝撃で割れてしまうこともあるので

アクリル製の大きな目の着ぐるみは、運営面から考えていく必要があると思います。

ちなみに今回は視界についてお話しさせていただきましたが、実は視界は通気と密接な関係がございます。

通気についてはまた別の機会にでもお話しさせていただこうかと思っています。

ではでは。